【海のはじまり】最終回 レビュー&感想②:目黒蓮かっこよすぎない?そしてついに明かされる夏への水季の手紙

本レビューは、ポッドキャスト内で話した内容を記事にしています。

記事を読んで中身が気になりましたら是非リンクから聴いてみて下さい!


夏くんの成長が見逃せない!

子育てのシンボル、三つ編みのシーン
まず触れておきたいのが、夏くんが海ちゃんに三つ編みをしてあげるシーン。

これ、ただの三つ編みじゃないんです。最初は子育てがまったく上手くいかなくて、髪の毛すらうまく乾かせなかった夏くんが、ここまで成長するなんて…!

三つ編みをする姿が、ただのスキルの成長じゃなくて、夏くん自身がしっかり父親としての役割を果たしていることの象徴なんですよね​。

髪を通して描かれる豊かさ
このドラマでは、髪が象徴的な役割を持っていて、海ちゃんの髪をきれいに編んであげられるというのは、夏くんが彼女と豊かな関係を築いていること、そして生活にもある程度の余裕が生まれていることの表れとして描かれています。

こういう細かい描写が、この作品を一層深みのあるものにしています。

水季の手紙と「選択肢を与える」ことの大切さ
水季が残した手紙の中で一番心に響いたのは、親としての愛情は「選択肢を与えること」という言葉。

このメッセージが夏くんにとっては、海ちゃんが自分で選んで進むべき道を与える大切さを教えるきっかけになったんですよね​。

これは親としての成長を感じる大きなシーンでした。


水季の手紙が物語のすべてを語る

手紙に込められた意味
このドラマの心臓部といえるのが、水季が夏くんに宛てた手紙。

特に感動したのは、手紙の内容がドラマの終盤にすべて明かされたシーンですよね。

手紙を読むことで、夏くんはどう生きていくべきか、海ちゃんにどう接していくべきかを改めて考えさせられます。

手紙のクライマックス、追伸がやばい!
一番印象的だったのは、手紙の最後の追伸部分。

「海はどこから始まったの?」という問いかけに、「始まりは曖昧で、終わりもない」という回答がグッときました。

夏くんは完璧な父親でなくてもいいんだというメッセージが込められていて、ただ一緒に過ごしているだけで十分だと教えてくれるんです​。

この手紙の内容、見ているこっちも救われたような気持ちになりますよね。


夏くんを演じた目黒蓮、彼の魅力が光る!

目黒蓮、やっぱりすごい演技力
夏くんを演じた目黒連の演技が本当に良かったんです。

目黒蓮って、普段はジャニーズでアイドルとしてキラキラしてるのに、このドラマではまったく違う一面を見せてくれました。

特に、夏くんが海ちゃんに「ずっと一緒にいてくれる?」って聞かれて、本当に真剣に答えるシーン、あれは目黒蓮だからこそ説得力があったんだと思います。

背負い込みすぎる夏くんを演じ切った
ドラマの中で夏くんが、すべてを自分で背負おうとする姿勢が描かれていて、目黒蓮はその心の葛藤を繊細に表現していて、素晴らしい役者だなと改めて感じました​。


家族の絆

朱音さんたちとの会話も泣ける
最終回で夏くんと朱音さんが話していたシーンも印象的。

「おにぎりを食べなさい」と言われて、夏くんがちょっと叱られながらも、だんだん家族としての距離感が縮まっていくのが伝わってきて、本当に微笑ましかったです。朱音さんたちにとっても、夏くんが息子のような存在になっていく感じが良かったですね。

朱音さんと水季の会話シーン
最終話の中でも印象深いのは、朱音さんと水季が縁側で鳩サブレを食べながら語り合うシーンです。

水季が「ああ、ほんとパパ好きだよね、私のこと」って言いながら、親への感謝と愛情をストレートに表現するところが、親子の絆の深さを感じさせます。

また、みずきが「ごめんね、自分が先に死んじゃって」と言うシーンは、感情が溢れ出る瞬間で、視聴者に深い共感を与える重要な場面でした​。


結論:心温まるドラマを見逃すな!

「海のはじまり」、本当に見てよかったです。

特に、夏くんの成長と水季の手紙の絡みが見事に描かれていて、心に残る作品でした。

全キャラクターが成長し、最後にはそれぞれの未来に向かって歩み出していく姿は感動的でした。

何度も言いますが、目黒蓮の演技も見事でしたね。

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